B-10
大学生のボランティア 二歩目・三歩目をどうつくる?
~ボランティ・マネジメントの視点から考える 大学生の活動の継続・発展のためのヒント~
日時:3月6日(日)9:30~13:00
定員:30名
対象:大学ボランティアセンター、社協など地域のボランティアセンター、
大学生を受け入れている(受け入れたい)施設や団体等のコーディネーター など
”○○入門””夏のボランティア体験””○○祭り運営ボランティア”など、活動への入口となる様々なプログラム…。
初めての学生が参加しやすい一方、一度きりで終わってしまいその後に結びつかないことも少なくありません。プログラム内容以外にも、受け入れ態勢や声がけ、雰囲気づくりなど、もう少し身近な部分で工夫できることもあるのではないでしょうか。
この分科会では、「一歩」を踏み出した学生を「二歩目」以降につなげ活動をより深めるために、どのような工夫ができるのか、ボランティア・マネジメントの基礎と、大学生の特徴を踏まえつつ、様々な立場の皆さんと一緒に考えたいと思います。
ファシリテーター
赤澤 清孝 特定非営利活動法人ユースビジョン 代表
1974年生まれ。1995年、阪神・淡路大震災に遭遇。学生や若者によるボランティア活動の意義や可能性を感じ、その翌年、学生有志できょうと学生ボランティアセンター(現・ユースビジョン)を設立し、代表に就任。大学院卒業後の2000年、同団体をNPO法人化し、専従職員となる。その後、きょうとNPOセンター事務局次長を務め、同法人が運営する京都市市民活動総合センターの副センター長も兼務(2004-2007年)した。
現在は、ユースビジョン代表として、法人の運営を総括する傍ら、大学講師、複数のNPOの役職を兼務するなど、様々な立場から若者の人材育成に取り組んでいる。
事例発表者
伊吾田 善行(いごた よしゆき) 認定NPO法人 地球市民ACTかながわ/TPAK事務局長
大学卒業後、貧困、麻薬、エイズ、人身売買、少年兵など悲惨な状況に置かれている世界の子ども達の存在を知り、国際協力の道を目指す。01年アジアの子ども達の教育支援を行っているTPAKにボランティアとして参加、同年職員となる。「活動を通して、アジアの人々から “本当の豊かさ”を学ぶことで、自分達の足元を見つめ直し、相互に地球市民社会の実現を目指す」という理念に共感。2006年法人化に伴い現職。
TPAKの特徴はボランティア力。10代~90代まで年間延べ2000人のボランティアさんと共に日々元気に活動している。
主役はボランティア、スタッフはあくまで黒子。
事例発表者
遠藤 信裕 社会福祉法人東京栄和会 なぎさ和楽苑 実習・ボランティア担当
1969年、福島生まれ、東京育ち。大学は福祉学専攻に入学するも、成果・結果が分かりづらい福祉分野での就職に疑問を感じ一般企業に就職。30歳の時、実習先であった現在の職場に転職。介護員、併設型短期入所の相談員を経て、実習・ボランティア担当となり7年目。年間延べ6000人以上のボランティア、2000人以上の実習生や介護体験の学生・社会人を受け入れている。