開催趣旨
全国ボランティアコーディネーター研究集会(JVCC)は、1994年に第1回が開催されて以来、一貫してボランティアコーディネーションに携わる(あるいはその養成に関わる)実行委員による手作りの研究集会として発展してまいり、今回で22回目を迎えます。
市民生活・ライフスタイルの変化により、市民の自己実現や生活上のニーズも多様化しています。また、昨今の様々な公的な施策においても市民参加への期待との具体的な取り組みが求められてきています。多様な問題・課題があるからこそ私たちのコーディネーション力が発揮される場も多彩なものになり各地で多様な活動が行われています。このような中、被災地支援に象徴されるように、同じ目的・思いをもった人々や組織がつながり、新しい協働の形が生まれてきています。様々な場面でつながることで私たちの活動が着実に広がっていく実感があります。
今回もコーディネーションにおける課題を様々な角度でから議論するプログラムを実行委員会で企画検討し、準備してきました。全国から集まる仲間との活動の共有だけではなく「こころ」もつながる機会となり、少しでも私たちの未来を拓くきっかけになればと願っています。
皆様との出会いを実行委員一同、楽しみにしています。
参加対象
以下のような分野で実践経験を積んでいる方、分科会のテーマで課題意識をもって参加できる方
①社会福祉・介護、教育、環境、国際交流・協力、まちづくり、災害救援など様々な分野で活動するNPO・NGOで、ボランティアの受け入れ・活動支援を担当するスタッフ
②高齢者福祉、障害者福祉施設、児童福祉施設等の社会福祉施設で、ボランティアの受け入れ・活動支援を担当するスタッフ
③病院、医療関連施設で、ボランティアの受け入れ・活動支援を担当するスタッフ
④図書館、博物館、動物園、水族館などの社会教育施設や文化ホールなどの文化芸術施設、公立公園などの公共空間で、ボランティアの受け入れ・活動支援を担当するスタッフ
⑤小・中・高校、専門学校、大学・短大などの教育機関で、生徒・学生のボランティア学習などを推進している担当スタッフ(教職員、学生など)
⑥企業や労働組合などで、社員・組合員のボランティア活動参加を支援する担当スタッフ
⑦国・自治体などで市民や市民活動との「協働」の推進、または職員のボランティア活動推進を担当するスタッフ
⑧ボランティアセンター、市民活動支援センター、国際交流協会などのボランティア担当スタッフ、ボランティアコーディネーター
⑨ボランティアコーディネーターまたはボランティアコーディネーションの研究および研修・養成に関わっている方