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未来を拓くコーディネーション

~多様な人たちを巻き込む新たな市民参加のしかけ~

3月5日(土)10:00~11:50

 人口減少化社会を迎えて10年、日本は数々の社会問題を抱えています。格差の拡大とともに生み出された「貧困」や「孤立」はいよいよ深刻なものとなっています。特定の組織やセクターのみでは解決できない、多様な団体や人々が協働して取り組まなければならない問題が山積し、新たな法制度やサービスの創設も進められています。

 

 こうした閉塞状況を打開し未来を切り拓いていくためには、より多様で広範な市民が社会の問題解決に参加し、その力を発揮していくことが不可欠になっています。このパネルディスカッションでは、多様な人々を活動に巻き込み、積極敵な参加をしかける3人の実践者を招き、”いま何が起きているのか”を検証するとともに、一人ひとりの市民が社会を変える主体として、地域課題に取り組む当事者として参加することの意味を考えます。

【担当】 川﨑 博子(横浜市社会福祉協議会)/ 吉川 典子(よこはま地域福祉研究センター)

1965年、愛知県小牧市生まれ。8歳の誕生日に父が交通事故にあい8年間、寝たきりの末、他界。交通遺児育英会と日本育英会の奨学金で進学。明治大学卒業後、あしなが育英会に専従。神戸レインボーハウス館長、奨学課長、調査担当、子どもの貧困担当などを歴任し、2015年3月に26年間勤務したあしなが育英会を退職。同年6月、子どもの貧困対策センター「一般財団法人あすのば」を設立し、代表理事に就任。

一橋大学法学部卒業、早稲田大学院政治学研究科修了。コンサルティング会社で人事・組織、CSR分野に従事するのと並行して、2011年2月よりNPO法人二枚目の名刺に参画、2015年より常務理事に就任。同団体では、多様な背景を持つ社会人チームがNPOと一緒になって団体の事業推進を実践する「サポートプロジェクト」の運営を手掛け、ソーシャルセクターとビジネスセクターの協働を押し広げる。

平成13年に社会福祉法人若竹大寿会に入職。東寺尾地域ケアプラザのオープニングスタッフになり現在に至る。平均経験年数が約4年といわれる職種だが、横浜市内133館ある地域ケアプラザの中で一番長い15年目に突入。

ボランティアコーディネーション力1級検定合格。

大学院在学中から7年間、市民活動団体の事務局(有給)を担う。その中で「ボランティアコーディネーター」は、これからの市民社会構築に欠かせない重要な存在と確信。退職後も現役ボランティアコーディネーターとの学習会や交流を続け、仲間とともに、2001年に「日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)」を設立。龍谷大学には1999年から勤務。地域福祉論やボランティア・NPO論、コミュニティソーシャルワーク等を担当。​

◆パネリスト

 

 小河 光治  さん  一般社団法人子どもの貧困対策センター「あすのば」代表理事

 松井 孝憲  さん  特定非営利活動法人二枚目の名刺 常務理事

土屋 環   さん  社会福祉法人若竹大樹会 横浜市東寺尾地域ケアプラザ

            地域交流コーディネーター

◆コーディネーター

 

 筒井 のり子  さん  認定特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会

             (JVCA代表理事)/ 龍谷大学 教授

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