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A-6

 ボランティアが政治的活動に関わる時

  ~ボランティアコーディネーターの立ち位置は?~

日時:3月5日(土)13:30~17:00

定員:40名

対象:関心のある方はどなたでも

 多様な社会課題に取り組むボランティア・市民活動。当然、制度や施策のあり方に言及したり、政治的課題に関わることもあります。しかし最近、政治的課題に触れにくい雰囲気も。先日、さいたま市議会が「一部の団体が政治利用している」との理由で、管理基準を見直すまで市民活動サポートセンターの運営を指定管理者から市直営に変更する条例案を可決。市民の政治的活動の自由が侵されかねないと物議を醸しています。

 本分科会では、政治とボランティアの関係、社会運動に取り組む団体を応援するボランティアセンターのあり方などを議論し、ボランティアコーディネーターの立ち位置について考えます。

講師

岡本 仁宏

関西学院大学法学部 教授/日本NPO学会政治とNPO研究グループ、大阪ボランティア協会ボランタリズム研究所運営委員長

 

1955年生。京都大学法学部、名古屋大学法学研究科を経て、滋賀大学経済学部講師、後現職。イエール大学、ウェストミンスター大学、ワシントン大学で客員研究員。大阪府公益認定等委員会委員。NPO論関係の近著:大阪ボランティア協会発行『ボランタリズム研究』第1号(政治とボランタリズム特集)、第2号(東日本大震災の市民社会への衝撃)編集や、編著『市民社会セクターの可能性:110年ぶりの大改革の成果と課題』関西学院大学出版会、2015年、共著『英国チャリティ:その変容と日本への示唆』公益法人協会編、弘文堂、2015年。

事例発表者

西川 正

認定特定非営利活動法人ハンズオン!埼玉 常務理事

 

学童保育、出版社、障害者自立生活センターなどの勤務を経て、2005年、コミュニティとコミュニケーションの創造と変革をテーマとするNPO『ハンズオン埼玉』を設立。主に市民活動支援、地域福祉や子育て支援等の分野で、さまざまなプロジェ ク トのプロデュースを手がける。『おとうさんのヤキイモタイム』キャンペーンでは、埼玉県内各地100カ所でヤキイモが開催され、一万人以上が参加。地元では、34学童を運営するNPO法人の副代表、娘の小学校のPTA副会長、民生委員。日々、動員の対応に追われつつ、負担感なき楽しい地域活動を模索中。埼玉大学、大妻女子大学などで講師。講演やファシリテータとして全国各地に出掛けている。
 

事例発表者

小林 芽里

認定特定非営利活動法人浜松NPOネットワークセンター 事務局長

 

学生時代から、自然保護、環境保全、まちづくり等の市民活動に関わる。2002年より浜松NPOネットワークセンターの事務局長・多文化共生事業担当。2007~2010年は大学のプロジェクト・コーディネーターとしてESD、多文化共生の人材育成など社会教育に関わる。2011年より現職復帰。誰もが安心して暮らせるソーシャルインクルージョンをキーワードに、市民活動支援、多文化共生、生物多様性の保全など、様々な事業に取り組む。個人としては、里山保全、水俣を伝える活動、憲法カフェなどに参加。

コーディネーター

早瀬 昇

認定特定非営利活動法人日本NPOセンター 代表理事/大阪ボランティア協会 常務理事/JVCA理事

 

1955年1月、大阪府出身。大学で電子工学を専攻するも、交通遺児問題、地下鉄バリアフリー化などに関わる市民活動に参加。市民活動の魅力と可能性を実感し、人生を大転換。卒業後、フランス、ベルギーの福祉施設で研修後、78年に大阪ボランティア協会に就職。91年~2010年まで事務局長。他に日本ファンドレイジング協会副代表理事、大阪大学人間科学部客員教授、関西大学経済学部客員教授なども務める。認定ファンドレイザー。赤ワインとビートルズをこよなく愛する大の阪神タイガースファン。水瓶座。動物占いは「波乱に満ちたペガサス」。座右の銘は「駄目でモトモト!」

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